陥入爪
予約制になりました。
前日までに電話でご予約してください。陥入爪診察時間は14:00〜15:00、18:30以降になります。
治療所要時間は1ヶ所約20分、2ヶ所約40分。
予約の状況によってはご希望に時間にそえない場合がありますので予めご了承ください。
爪を短く切り過ぎて爪が巻き込んで赤くなり痛くなることが多いようです。陥入爪の治療はいくつか有りますが患者さんの症状によって治療法が異なります。当院で行っている治療法について説明します。
1)ガーゼ挿入法
食い込んだ爪の下にガーゼや綿花をいれて爪を持ち上げる方法で初期の陥入爪に効果があります。
2)超弾性ワイヤー挿入法
彎曲している爪にワイヤーを差し込み爪の食い込みをなくす方法です。
利点:麻酔なしでできる。
欠点:爪が伸びていないとできない。
活動的な子供にはワイヤーがはがれてしまうのでむつかしい。
3)ガーター法
局所麻酔をしてから食い込んでいる爪の下に細いチューブを挿入して食い込みを抑える。
利点:爪を切らなくていい。
欠点:爪が伸びてくるまでに数ヶ月かかる
4)フェノール法
局所麻酔をしてから食い込んでいる爪の端を根元まで剥がしてから爪が再生しないようにフェノールをあてる。
利点:効果が確実で再発がなく麻酔が切れても痛くない。
術後は自宅でガーゼ交換ができる。入浴も可能。
欠点:時に細菌感染がある。
爪の幅が細くなるので小児には適応しにくい。
手術部が乾燥して治癒するまで約2〜3週間かかる。
5)VHO法
巻き込んでいる爪の両端にワイヤーを掛けて巻き込みを少なくし痛みを取ります。
利点:麻酔無しでの治療も可能です(軽度の場合)。
治療した日から靴を履くこともできます(軽度の場合)。
欠点:保険が利きません。
ひどい陥入爪には適応できません。